実名認証は次の手順で確認
WeChat ウォレットを開き、右上(4つの四角マーク)をタップしてください。
画面は英語表記に変わり Pay Center になります。Manage Paymentsをタップします。
日本語の表記に戻り、「パスワード管理」の画面になります。
ここで実名認証が「確認済み」になっているのが判ります。中国滞在中にキャプチャーした時は、「パスワード管理」画面でしたが、1週間後に日本で同じ画面を確認すると「支払い管理」と表示が異なっていました。WeChatのバージョンや時期によって画面構成や名称に違いが見られます。
←2018年12月6日に中国で確認
←2018年12月13日に日本で確認
「実名認証」のタップで中文表記の「実名認証中心」が開き、登録IDや期限が確認できます。
←中国国内での認証例
←日本国内で申請途中の画面
実名認証の数と支払い上限
WeChat Pay は個人によって支払い額の上限がマチマチなのは、実名認証の種類による違いから来るリミットが原因です。実名認証の数が2つの場合、1000元まで支払いができます。
ATMにも一日当たりの引き出し限度額があるように、WeChat Payにも一回の使用額を超える支払いに限度があります。
上限を増やすには
実名認証の数を増やせば、上限を広げることが可能です。例えば、図ではパスポートを紐付けしていますので更に複数の銀行口座に紐付けすれば格上げされ、支払い上限を大きくすることができます。具体的には、中国国内の銀行口座が必要です。
銀行口座と紐付けすることで限度額は、いっきに3,000~50,000元までの支払いが可能になります。銀行口座やクレジットカードの種類によって一日あたりの限度額が設定されたり、または一回あたりの上限も変わります。
中国に長期に住むことを決めている方なら、現地での買い物にWeChatは必須になりますが、できれば現地のケータイを持つことをおすすめします。
中国で何かの新規契約をするときは、SMSを受信して本人確認するパターンが多く、1台のケータイを持つ事で銀行口座の開設のハードルがグンと下がります。北京や上海で見かける「華夏銀行」は、外国人でも比較的容易に口座が作れます。
ただし、旅行で短期間だけ滞在する方に対しては、口座開設を不可とする銀行が増えました。2017年以降の中国では、口座開設の際、次の要件を満たす必要があります。
- 留学、就業、ビジネスなど中国での居住証の提示
- 中国の納税者番号の提示
- 中国の携帯電話との紐付け
- ホテル以外の住所の提示
上限の種類
- 1日の引き出し限度額
- 1回の引き出し限度額
紐付けができるキャッシュカード
WeChat Payを使って実際の店舗で支払いできるようにする。
ウォレットの画面で支払い機能が有効になっていない場合、「銀行キャッシュカードと紐付けを行っていません」の画面が表示されます。
WeChat Payは、中国で利用するための仕組みですので、支払い機能を使いたい場合は、中国の銀行キャッシュカードが必要になります。外国人(中国から見て)が開設した口座で利用できる銀行のリストがWeChatサイトにありますので、こちらを参考にしてください。